収益が落ち込み、経営改善のフェーズにある企業でよく見られることが、従業員との関わり方が希薄という点です。
従業員数数百人でも、従業員が数名でも、意思疎通ができていないことがほとんどです。
経営者が資金繰りなどで悩んでいること、差し迫った会社の問題について、従業員は経営者が想定する以上に何も知りません。
それどころか、経営者にとって足を引っ張るような言動をする従業員がいたりします。
経営者は従業員が動かないとか、文句ばかり言うとか相談してくるのですが、
それ以前に、ほとんどコミュニケーションをとっていません。
会議や朝礼をしていても一方的に経営者が話して終わるということが多い。
経営改善の第一歩は、経営者が従業員にこまめに話す機会を持つことから始まります。